こんにちは、2日ほど過ぎてしまいましたが、4月2日はInternational Children’s Book Day、国際子どもの本の日です。
この日はデンマークの童話作家アンデルセンのお誕生日だったそう!
一昨日は近くの本屋さんへ。
アンデルセンに心の中でハッピーバースデー!と伝えながら、ようやく少し暖かくなってきたこれからの季節にぴったりな、春の絵本を物色してきました。
さて、今回はそんな春にぴったりの明るく楽しいこちらの一冊。
作者の齋藤槙さんもご自身のブログで、この絵本について、春のお日様の日差しの中でアイデアが浮かび、お打ち合わせも春の光を浴びながら進めて出来上がった作品と綴られています。
おひさまでるよ
齋藤 槙作
おひさまの大きな大きなお顔が地平線からぽっかり。
この絵本の私が気に入っているところは、なんともチャーミング!な、おひさまのおめめ。
たくさんの色が散りばめられたおめめはきらきら光り、お茶目で興味津々に世界を眺めているおひさまの姿に、親しみが湧いてきます。
そんなおひさまが浮かぶのは、朝焼けの光を反射した海なのかな、照らされた灼熱の砂漠なのかな‥抽象的な雰囲気に想像がもくもく。
親子で一緒にまゆげ、おめめ、おはな、と指差しながら、自分のお顔にもおひさまと同じパーツを見つけて読んでいくのが楽しいお話です。
娘と私はいつも最後のページで一緒にわっはっは!と笑い合うので、そのページが近づくと娘は嬉しそうににやにやし始めます。
おそらく赤ちゃんが初めて認識して興味を持つのは、お母さんやお父さんのお顔ではないでしょうか。
そんな赤ちゃんが大好きなお顔のお話なので、初めての読み聞かせにもぴったりな一冊でした。
作品について
題名:おひさまでるよ
作者:齋藤 槙
出版社:ほるぷ出版
おすすめの読み聞かせシーン:朝 春 お外での読み聞かせにも
おすすめの年齢:0歳から2歳
(絵本は赤ちゃんから大人まで読む年齢に決まりはないので、あくまでもご参考程度に)