プリンちゃんとおかあさん


もうすぐバレンタインなので、甘くてかわいいお菓子たちが登場する絵本を。

おかしのくにに住んでいるプリンちゃん。
アイスクリームのおかあさんはどうやら今日はお出かけのよう。
おしゃれが大好きなプリンちゃんはおかあさんのおめかしをせっせとお手伝い。

とってもかわいくトッピングされたおかあさん、いってきます、と家を出ますが‥

プリンちゃんは、
おかあさん、まってー!
わすれものだよー!

それはとってもかわいい忘れ物。
おかあさんがおめかしの仕上げに忘れ物を頭にのせると、とびきりすてきで甘くてとろけちゃいそうななにかに変身します。

プリンちゃんシリーズの中でもおかあさんが登場する親子のあったかいお話です。


娘は甘いお菓子も大好きだし、おしゃれごっこはいつも得意顔。

プリンちゃんの選んでいく、きらきらでかわいくて甘い香りのしそうな、キャンディーにホイップクリーム、綿菓子にリボンの装飾品‥

彼女のおしゃれ心をくすぐり、プリンちゃんと
どれにする? あとはどれ?
といつも楽しく選んでいます。

そばでその様子を見守りながらも、忘れていた少女心を呼び起こされ、
ママはこれかなー?これもかわいいね
と一緒にかわいくて甘い世界に浸っている私です。

バレンタインに、おやつの時間に、心ときめく一冊でした。

作品について
題名:プリンちゃんとおかあさん
作者:なかがわちひろ 文 たかおゆうこ 絵
出版社:理論社
おすすめの読書シーン:バレンタイン おやつの時間 お菓子作り おでかけの前
おすすめの年齢:1歳〜
(絵本は赤ちゃんから大人まで読む年齢に決まりはないので、あくまでもご参考程度に)

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