我が家のアメリカでの保育園探し

今回は絵本のご紹介ではなく、アメリカでの保育園探しについて書いています。
先日のこぶたほいくえんの回でお話した通り、娘は2歳2ヶ月でついに週2日の保育園デビューを果たしました。ぱちぱち!

今の保育園は決してすぐに決めることができたわけでなく、しばらくは何軒も見学をして保育園探しに明け暮れていた私です。

そして最終的に通うこととなる素敵なスクールと出会えた後、私なりに保育園を選ぶ上で、これって大切だなあと思った点がいくつかあり、今後アメリカで保育園探しをされる方の少しでも参考になればと‥今回書いてみることにしました。

アメリカの保育園や幼稚園はDaycare(生後6ヶ月頃から預けられる)やPreschool(3歳頃から)といい、最近は早期教育に力を入れているところも多く、それぞれの保育園でプログラムやカラーも様々。

DaycareやPreschoolの基本的なしくみなどについては、まとめてあるブログが多くあるのですが、そのようにたくさんの保育園の選択肢がある中で、どういった点を重視すべきかということについてはあまり情報がないように思えました。
なので、私はこだわった点について経験談を踏まえてお伝えできればと。


私たちの住む地域は日本人の多く住むエリアからは少し離れており、また、近くに住むお友達の日本人ママ、アメリカ人ママたちもまだ保育園に行かせていませんでした。
なので自分でGoogle mapなどで調べていい雰囲気だったら見学に行ってみる、を繰り返し、最終的に娘も楽しめそうで私もとても気に入ったのが近くのモンテッソーリスクールです。

私自身がモンテッソーリの幼稚園に通っていたので少し馴染みがあったのと、そのスクールが私の重視するところがすべて備わっている環境だったので決めました。

こちらが私がこだわりたかったところ、それから実際に保育園を決めた後にいいなと思った点を合わせた7つです。

その1 個人をしっかり見てくれる環境
その2 一年中身体を動かせる環境
その3 自然の中で遊べるプログラム
その4 ダイバーシティ
その5 保護者同士のコミュニティ
その6 家からの距離
その7 安全性

その1 個人をしっかり見てくれる環境
娘はとてもマイペース。
また、お外で遊ぶ時は英語の環境とはいえ、家の中では日本語の我が家なので、娘が完全に英語環境の保育園に慣れるには時間がかかること間違いなし。
そのため、個性を重んじて、その子のペースに合わせて接してくれるようなところがいいなと思いました。

その2 一年中身体を動かせる環境
私たちの住む地域は今年はハロウィンの日に初雪だったほどに、冬はとても寒く長いです。
そんな厳しい冬も含めた一年中、身体を動かして遊べる環境が理想でした。
具体的には、園庭のようなしっかりとしたスペース、もしくはそばに公園などがあること、また、室内運動スペースのようなものがあることです。

その3 自然の中で遊べるプログラム
私自身自然いっぱいの田舎で育ったもので、娘にもたくさん自然に触れながら成長してほしいなと思っています。
これについては通うこととなるスクールが特に重視していて、決め手の一つに。
春夏秋冬一年中、雨の日でも雪の日でもレインスーツやスノースーツを身につけて自然の中を大冒険できるのは、大人の私からみても羨ましいことです。

その4 ダイバーシティ
日本人である私たちはもちろんここではマイノリティ、アメリカは多民族国家とはいえ、住んでいる地域や通う学校で人種の割合にムラがあることは事実です。
移民やアジア人に差別的でなく理解のある場所であってほしいということ、そしてせっかくこんな環境で育つことができるのだから、様々なバックグラウンドを持つ子たちと触れ合ってほしいと思いました。

その5 保護者同士のコミュニティ
これは探す時はあまり考えていなかったのですが、実際に決めた後、保護者同士の交流の場があったり、家族みんなでスクールをサポートしているような雰囲気があり、とても素敵だなと感じました。
送り迎えのみだとなかなか交流もなかったりするのかなと思うので、家族ぐるみのお付き合いができる環境はありがたいです。

その6 家からの距離
送り迎えに要する時間はとっても貴重、毎日無理なく送迎できる距離であることは必須でした。

その7 安全性
アメリカでは家を探すのにも学校を探すのにも治安が良いかどうかはとても重要。
保育園自体のセキュリティ、周辺環境もしっかり確認すべきところかと思います。

この7つが私のこだわった点です。
地域やそれぞれの保育園によって雰囲気や文化も違うと思いますが、アメリカで子育てをする一母親として同じように保育園探しをする方のお力に少しでもなれたら嬉しいです。

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