たのしい ふゆごもり
もりに おおきなきがいっぽんあって、その ねもとにこぐまと おかあさんがすんでいました。 へやのまんなかには、おおきなベッドと ちいさなベッド。 こぐまは、まだ ひとりでねむれないので、ちいさなベッドは いつも からっぽ …
もりに おおきなきがいっぽんあって、その ねもとにこぐまと おかあさんがすんでいました。 へやのまんなかには、おおきなベッドと ちいさなベッド。 こぐまは、まだ ひとりでねむれないので、ちいさなベッドは いつも からっぽ …
One winter morning Peter woke upand looked out the window. Snow had fallen during the night. ある冬の朝、目覚めたピーターがベッ …
ちらら ほららひらら はららゆきが ふるふる もみちゃんそりが だーいすき 雪の日、もみちゃんが赤いそりをひいて歩いていると、動物たちがそりに乗りたいとやってきます。 みんなでそりを山の上までひっぱったら、ひと滑り。みん …
そとは つめたい ゆきが ふっていた。「きょうみたいなひは、ストーブに あたって あみものをしたり、ひるねしたりするのがいちばんさ。」ばばばあちゃんが いっていると、ゆきだらけの こいぬと こねこがそとから とびこんでき …
二百のいすが動いた。二百人のギムナジウムの生徒ががやがやと立ち上がり、食堂の出口におしかけた。キルヒベルクの寄宿舎の昼ごはんが終わったのだ。(1章 より) ドイツの児童文学作家、ケストナーの傑作の一つ、飛ぶ教室。舞台とな …
クリスマスのよる、れいちゃんはサンタクロースが くるのをまっていました。(サンタクロースとれいちゃん より) 幼い頃、自分の手のひらにすっぽりとおさまる、このちいさな三冊のクリスマス絵本が、とてもお気に入りだったことを覚 …
夜もふけてから、もの音が聞こえてきたが、それは鈴の音じゃなかった。外から聞こえてきたのは、しゅうっという蒸気の音と、金属がきいいっときしむ音だった。窓の外を見ると、なんとうちの前に、汽車がぴたりととまっていた。 オールズ …