
The witch had a cat
and a hat that was black,
And long ginger hair
in a braid down her back.
今年もハロウィンがやってきます。
我が家の周りも魔女やおばけの装飾がずらりとお目見え。
秋風の中、ちょっと不気味で愉快になった近所を娘と散策するのが楽しい季節です。
そんなハロウィンが近づいてくると読みたい一冊、
“Room on the Broom”
イギリスの絵本作家、Julia Donaldsonさんの作品で、アメリカでもハロウィンの定番絵本です。
ジンジャー色の髪の毛の三つ編みにしたおばあさん魔女、愛猫と共に箒で空を飛んでいます。
猫はゴロゴロ喉を鳴らし、魔女はにやっと笑い、気持ちよく空を飛んでいたのですが‥
強風に煽られて魔女の帽子が飛んでいってしまいます。
地上に降り立ち、帽子を探す魔女。
すると、茂みの中から帽子を口にくわえた犬が登場!
He dropped it politely,
then eagerly said
…
“I am a dog, as keen as can be
is there room on the broom
for a dog like me?”
帽子を返しながら
「ぼくはとってもやる気いっぱいな犬!
ぼくがほうきに乗るスペースはある?」
と搭乗オファーをする犬。
魔女は「もちろん!」
犬も乗せて、また空へ飛び立ちます。
しかしまた、強風が吹き‥
リボンや魔法の杖を落としてしまう魔女。
拾ってくれた鳥とカエルが旅のお供に加わります。
荒地や山を越え、楽しく飛んでいく一行。
しかし‥
The frog jumped for joy and…
THE BROOM
SNAPPED IN TWO!
ちょっと重量オーバーだったのか、カエルがジャンプしたはずみに箒はまっぷたつ!
動物たちは沼地へまっさかさま!
半分になった箒で魔女は雲の中へ!
すると恐ろしい唸り声が‥
“I am a dragon, as mean as can be,
And witch with french fries
tastes delicious to me!”
なんということでしょう、
魔女をフライドポテトと一緒に食べたいドラゴンまで登場!
魔女、そして動物たちはどうやってこの窮地を脱するのでしょうか。
クライマックスの動物たちの機転とラストに登場する素敵な最新型ホウキに親子でわくわくすること間違いなしです。
この絵本のもうひとつ面白いところは、韻を踏んでいる文章がたくさんでてくる部分です。
例えば初めの文‥
The witch had a cat
and a hat that was black,
And long ginger hair
in a braid down her back.How the cat purred
and how the witch grinned,
As they sat on their broomstick
and flew through the wind.
オレンジ色の単語で韻(Rhyme)を踏んでいます。
韻を意識してリズミカルに読むとより楽しい雰囲気に。
親子でどこで韻を踏んでいるか見つけてみるのもきっと面白いはず。
日本語訳も「まじょとねこどん ほうきでゆくよ」という題名で出版されています。
ハロウィンにぴったりのちょっとこわくって、どきどきハラハラ、わくわくがいっぱいの一冊でした。
作品について
題名:Room of the Broom
作者:Julia Dolaldson 作
Axel Scheffler 絵
出版社:Dial
おすすめの読書シーン:ハロウィン、秋、夜、どきどきハラハラしたいとき
おすすめの年齢:3歳〜
(絵本は赤ちゃんから大人まで読む年齢に決まりはないので、あくまでもご参考程度に)