The Golden Egg Book イースターにぴったりのクラシック絵本

こんにちは、今週の日曜日はイースター、キリスト教の春のお祭りです。

アメリカではイースターはとても大切なお祭りで、この時期になるとスーパーマーケットには色とりどりの可愛らしいイースターグッズが並び、各地でエッグハントイベントが行われます。
今週末は娘も小さなバスケットを手に、公園で開催されるエッグハントに参加予定です。

そんな今回は英語の絵本。
イースターのシンボルであるうさぎとたまごが登場する、アメリカで長く愛されているクラシック絵本です。

The Golden Egg Book
Margaret Wise Brown 作 Leonard Weisgard 絵

小さなうさぎの子が出会った水色のたまご、中からは「Pick Pick Pick」と、なにやら可愛らしい音が。
たまごの中にはいったい誰がかくれているのでしょうか。

作者は、日本も含め世界中で愛されている絵本「おやすみなさい おつきさま」を書いた、Margaret Wise Brown。

うさぎの子の無邪気な好奇心がとても可愛らしく、どうにかたまごを割ろうと一生懸命知恵をしぼるものの、眠たくなってしまうところなど、読んでいて娘の姿とも重なり、微笑んでしまう私です。

それから、私の気に入っているところ、このお話を彩っている、うさぎの子とたまごをやさしく見守り包み込むような、春らしくて暖かな絵がとっても素敵なんです。

お話はたまごのかたちの画面の中で繰り広げられ、そのたまごのまわりにはページ毎に変化する様々の草花たちがとても美しく細かに描かれおり、うさぎの子たちが住む小さな世界の豊かな自然の中に入り込んだような気持ちになります。

春の暖かな日差しの中で、もしくは雨の日お日様が恋しい時にもぴったりの、親子で心がぽかぽかになる素敵な一冊でした。

作品について
題名:The Golden Egg Book
作者:Margaret Wise Brown 作 Leonard Weisgard 絵
出版社:Penguin Random House
おすすめの読み聞かせシーン:春 お外での読み聞かせにも
おすすめの年齢:2歳から5歳
(絵本は赤ちゃんから大人まで読む年齢に決まりはないので、あくまでもご参考程度に)

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